贈り物に✨
- 2018年1月4日
酉年、2017年が終わります。
たくさんの実りと出会い、学びがあった年でした。
本当に本当にありがとうございます。
酉年ということで地方紙のトップを飾らせていただいたり、なにより大きかったのは年始に取り組んだクラウドファンディング。
https://readyfor.jp/projects/soyanoumi-tamago-project
切実に鶏舎が必要でもすぐに建てられない・・・、はてどうするかでたどり着いた案でした。
でもやるからには失敗はない。
出資が集まらなければ
事業そのものに意味がないと判断してやめよう。
・・・その決心で始めました。
自信があるわけじゃなく(むしろ連日手汗^^;)、丁寧に誠実に活動を紹介しプレゼンして伝わらなければ別な仕事と生き方を探そうと思っていたのでした。
だから出資受付終了後、支援者のお名前を見た時は感無量で。。。(イニシャルの方はすぐにわからなくて)。
80%以上が宗谷管内、近しい人々、お世話になっている方々。
鶏舎を建ててなんとか供給を安定させて必要とする方々がいつでも卵を手に取れるようにしたい。
その方々が先回りして支援してくださっていたのです。
今思いだすだけで泣けてきます(>_<)
鶏舎を建てたい、この仕事を続けていきたい。
そしてどんな場所にもすばらしい価値あるフロンティアがある、自分次第なんだと子どもたちに伝えたかった。
自分の人生や環境と向き合ったとき、立ち止まったとき、舵取りはなんとか自分でやってほしい。
そんなことを思いながら考えながら向き合ったプロジェクトでした。
もうひとつは、野遊び自主保育のっぱら。
夫が主宰するゆうち自然学校の活動PRと今後の舵取りを模索しながら開催した
2015年、2016年の『のっぱらマルシェ』。
このときの自主保育ドキュメンタリーに共感くださった方、自然のなかでのびのびと子どもを育てたいという方が集まって『野遊び自主保育のっぱら』ははじまりました。
子どもの成長、お母さんの悩みや葛藤などありつつも充実した日々を過ごすことができました。
そして私の役割も終わったかなと思っていて。
のっぱらマルシェの開催、自主保育の立ち上げ、運用とマネージメント、カヤニファームの仕事にプラスして行ってきたけれど、カヤニファームはそろそろ本格稼働させなければいけません(今更?!)。
つまり肩をつかんで揺さぶり続けてきたわけですが、もうそれも終わり(^^ゞ
きっかけづくりの仕事は終わりました。
もちろんわが家の2歳坊が過ごす空間として必要なのでまだまだ楽しむつもりです。
『のっぱら』という言葉を使い続けて3年。
やっぱり、
のっぱらは仕事の舞台であり、
暮らしであり、子育ての場なんです。
きちんと仕事と向き合い、自然と向き合い、日々の恵みに感謝し、子どもと共有する時間をつくる。
もっと丁寧に。
もっと向き合う時間をつくりたい。
2018年はそんなことを願っています。
そしてより具体的に動けるよう、なにより楽しみたい。
たくさんの方にお世話になりました。
たくさんの方に知ってもらうことが出来ました。
たくさんの方とつながることが出来ました。
2017年は感謝の年でした。
ありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。
カヤニファーム
代表 伊藤香織
(今年のしめ飾りをもう一度・・・感謝!)
こちらに移住してから9月で10年を迎えます。
まだ10年なの?!という人いれば、
もう10年か~という方もいて。
当の本人は、「10年あっという間」と、やっぱりバタバタしていて、思い出を振り返ることなく、日々を過ごしています(@_@;)
それまでの暮らしぶりから、180度変えて農的暮らしの中で日々創っていくことを楽しもう、と最初こそ、あれもこれも手作り、てまひまかけて、バタバタながらも楽しい日々。
それが今じゃ、時間に追われるばかり・・・。
取り戻したい、でも今はしょうがないかぁ、の連続(*_*;
そんな当初から大切にしている思いや気持ちを思いださせてくれる、またやろうと突き動かされるきっかけを最近与えてもらいました。
それがこちら ↓
「スロウ」通販サイト~カヤニファーム編
http://www.n-slow.com/product/product-6798
掲載のきっかけは、1月から3月まで実施していたクラウドファンディングのプロジェクト。
↓
https://readyfor.jp/projects/soyanoumi-tamago-project
ふとこのプロジェクトを知り、スロウの取組みの中で協力できるかもしれないと声をかけていただいたのでした。
5年前わたしたちの暮らしぶりを特集していただいた以来で、編集長さんは個人的には取材する人される人というより、滅多に会うことがなくてもゆるやかにつながっていける方という印象を持っていたので、とても嬉しかった。
だから通販サイトに載ったぞ!という気持ちより、ひとつひとつの営みや思いが、こうして本の中で形になって、ここから素敵なつながりができるかもしれないなぁ、とワクワクした感覚なのです。
初心にかえって、今日からまた頑張りま~す!!
これだ!と直感めいたものがてっぺんから降りてくることってありませんか?ひらめきというか、腑に落ちたというか、そうかそうだよねって、いろんな小さな考えや思いがつながった瞬間。
明日から、
野遊び自主保育「のっぱら」
が、カヤニファームを主なフィールドとしてスタートします!
思えば3年前、長男の卒園を翌年に控え、園児が少なく閉園するかもしれない、と思われていた地域の保育園。もし閉園したら施設はどうなるんだろう。地域の真ん中にある保育所から子どもの声が聞こえなくなるってどういうことなんだろう、ととても漠然とした疑問からでした。
もしなくなっても、保育所に子どもが集うことが出来、明るく賑やかな声がいつまでも響き渡ればいいだろうなと。
夫が主宰する「ゆうち自然学校」の対象は主に小学生で、でも子どもに対する思いというか考え方は乳幼児にこそ発揮されるのではないか?もっと自由に遊び、想像力や自主性を育む居場所づくりはもちろん小学生にも必要。それ以上にニーズは小さいお子さんを持つ親御さんにある。
ゆうち自然学校
→ http://yuchi-ns.at.webry.info/
大転回、今までとまるで違う企画で、その機運をつくる必要がある。
そこで始めたのが「のっぱらマルシェ&自主上映会」でした。
のっぱらマルシェ&
自主保育ドキュメンタリー「さあ のはらへいこう」自主上映会
→ https://www.facebook.com/noppara.project/
さらに数年前、自然学校の親子イベントに来てくれていたお母さんと娘さん。子育て、子どもの体験や森のようちえんなどに関心があって熱心な方でした。「さあ のはらへいこう」という映画を紹介してくれた方で、のっぱらマルシェを立ち上げる大きなきっかけとなった映画です。
子どもの人数の少ない地域で、子ども事業で自立していくのってもともと難しいのにもっと難しい。ニーズがあっても、一握りいるかいないか。
マルシェ開催から2年、のっぱらという言葉も浸透して、さらに同時期に子どもの保育にもっと積極的に関わっていきたい親御さんとの出会いもあり、
明日より、
野遊びを中心とした自主保育がはじまります(^O^)/
参加家族による運営委員会方式でのスタート。
ゆうち自然学校がサポート役です。
だから、作りながら必要なことを少しずつ加えながら進めていきます。
活動報告に乞うご期待!!
新年度、4月も中旬なんですね^^;
もしかしてあっという間にゴールデンウイーク!
でも、やっぱり年度末で相当燃え尽きてしまいました。。。
いや、やり切った、やったんだ~という達成感かな。
3月31日までの60日間、ずっとクラウドファンディング漬けといってもいいくらい(^_^)そしていまだに、きっとこれからも感謝しっぱなしだと思うのです。
稚内から!宗谷の鮭と利尻昆布を食べた鶏の卵を全国に届けたい!
https://readyfor.jp/projects/soyanoumi-tamago-project
無事目標を達成して、この春プロジェクトをスタートします。
支援募集期間中は、えっ??あの人が?この人が??ととても近しい方々から、どんどんどんどん、支援くださって。
意外、という意味ではなくて、裏表なく正面から向き合ってきた人はもれなく友達であり、仕事仲間であり。そういう方々が真っすぐにプロジェクトと向き合ってくれて本当に嬉しかったです。
パソコン前は常に涙なしでは座れない、状態が続きました^^;
一人一人との普段のやりとりや会話や懐かしい人は思い出にまで浸ったり・・・。プロジェクトを通して活動を知っていただける素晴らしい機会であると同時に、自分は自分だけで立っているのではないなぁ、というありがたみと驕るなかれ、謙虚であれ、と気づかされる本当に良い機会でした。
たくさんのあたたかい思いに支えられている安心感と今まで以上の責任も感じています。
クラウドファンディングを始めるとき、これは『約束、誓い』なのだと思いました。宗谷、稚内でこれからも鶏と暮らしていきます、という宣言ですね。
少しずつ、少しずつ、始めていきたいと思います。
改めて、本当に本当にありがとうございます!