わが家は大家族
- 2018年11月21日
秋は嬉しい頂きものが多いです。
特に海のもの。
港に暮らす漁師宅の友人から、ときたま連絡をいただきほぼルンルン気分で車を走らせます。
ひとつはコチラ↓
身は美味しい鍋物に、こっこは甘じょっぱいタレで一夜漬けに。
カジカ、たまらなく美味しいですね(≧▽≦)
こっこは、イクラよりもプチプチ感のある仕上がりになって子どもは大喜び。
そしてコレ↑
浜に子どもと遊びに行くと流れ着いたものをたくさん拾って遊んでました。が、良いお出汁がでるんですねー。
漁師さんに聞く美味しい話。
まだまだわからないこと、知らないことがたくさんあります。
↑コチラは今季の釣果(^。^)
釣りの楽しさを知った9歳坊。
オレは何匹釣った!!と自慢げに話してくれました。
釣れなくてむくれていたのがついこの間。
唐揚げにして、あっという間になくなりました。
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ひとつひとつが、とても楽しい。
出来るだけ丁寧に向き合っていきたいと思う今日このごろ。
日々忙しく走り回っているとなおさら感じるのかなぁ。
時間はつくりだすもの。
最近、思うことです。
あっ、書いておこう!と思える、
こどものことば。
そのほとんどは、書き留めずに流れてしまうのだけど、書く!何がなんでも書く!と決めて、場合によっては運転中でも停めて書くこともあって。
9歳坊のノートが新しくなる前に。
急に浮かんでくるのかな?
いつも、そう思っているのかな?
ホントに不思議です。
………………………………………
オレ、生まれる前どこにいたのかなー?
だって、ずっとお腹にいたらたべもの食べて大きくなっちゃうじゃん?
でも(父ちゃんと母ちゃん)結婚したら、急に(お腹に)いるでしょ?
だからオレ未来を予想できるんだよ。
もうずっとまえから知ってて、(母ちゃんの)そばにいてさ、
オレのかたちした木の葉になってたり、
窓のみずのシミがさ、オレのかたちしてたり、
下にある石がオレのかたちしてたりして。
母ちゃん結婚したらお腹に入るんだ。
………………………………………
ずっと、そばにいてくれてたみたいです^_^
ほとんどが20℃を超えないけれど穏やかな季節になりました。
今年は毎年起こしていた(起こしてもらっていた)畑をやめ、庭まわりを楽しもうと。
あれもこれもの盛々な毎日を送ってきたので少しボリュームを落として移住当初望んでいた暮らしを取り戻していこうと思っています。こうやって書くこともとても久しぶり・・毎日を振り返り、栄養補給していかないと酸欠になりそうな予感が・・・。
草刈りもシーズンになって、一雨ごとに旺盛に。
昨年建てた鶏舎のにわとりたちも気持ちよさそうです。
蓬の新芽を乾燥させて蓬茶に。
ハーブティは種類によって苦手なものがあって野草茶を積極的に作らなかったのだけど、かなり前に作った紫蘇茶が美味しかったことを思い出しました。蓬茶は造血作用もあって貧血、冷え性にも良く、肝臓にも良いそうなので、美味しかったら秋の蓬でもつくってみようかな。
庭の手入れもやっとこさ。
どれがどれだかわからないくらいに生えていた草をとってやっとスッキリ。
2歳坊の遊びにも付き合いつつ、約2日で本来の姿を現しました。
のらりくらり、お天気次第の子ども次第でもなんとかなるもんです。
近所の公園にも足を延ばして。
お隣の豊富町兜沼公園。シーズン中は自転車とおやつを持って遊びにいきます。なんといっても気持ちのいい森林公園。この日もあたたかい日。2歳と9歳で遊んでいます(^^)
最近急にカブトムシ&クワガタ熱が出ている9歳坊。幼虫を探しに行く!!と本片手に探し回りました・・・。
『母ちゃん、朽木って?朽木ってなんだ???』
本から入るとこうなります^^;
この日は朽木らしきものを探しさまよう1日でした。
『ぜひ、食べてみて~!』
と、お世話になっている方からいただきました。
はじめて触る~、はじめて見る~、はじめて味わう~
たまに、
スーパーやコンビニで買ってきた卵を食べたりします。
味やら、見た目やら、風味やら・・・。
う~ん、今回ほど嬉しい試食はありません(^_^)
南米チリ原産のアローカナという鶏のたまごです。
やっぱり青い!青いんだ~!!
食べるのがもったいなく、しばらく見て楽しんでいました。
ようやく食べて、
まずは茹で卵、臭み少なく単純に美味しい~。
黄身が美味しいですね。濃くなく薄くなくちょうど良いお味。
そして卵かけごはん、小ぶりなわりには黄身が大きいのでダイナミック!
最後は目玉焼き、とにかく黄身が大きいのです。
北国と南国に住む違いもあるのでしょうか??
ほかのサイズも見てみたいですね。
黄身の色、風味、サイズ感、育った環境やえさの配合にも左右されるので、ぜひ飼育しているところも見てみたいです。
烏骨鶏同様、栄養価に優れた卵と言われています。
どちらもほぼ改良されていないので1年間に産む数が圧倒的に少ないんですね。
産んだときは喜びも大きいだろうなぁ。
食べきるまでに相当時間のかかった試食でした。
感謝~!!
酉年、2017年が終わります。
たくさんの実りと出会い、学びがあった年でした。
本当に本当にありがとうございます。
酉年ということで地方紙のトップを飾らせていただいたり、なにより大きかったのは年始に取り組んだクラウドファンディング。
https://readyfor.jp/projects/soyanoumi-tamago-project
切実に鶏舎が必要でもすぐに建てられない・・・、はてどうするかでたどり着いた案でした。
でもやるからには失敗はない。
出資が集まらなければ
事業そのものに意味がないと判断してやめよう。
・・・その決心で始めました。
自信があるわけじゃなく(むしろ連日手汗^^;)、丁寧に誠実に活動を紹介しプレゼンして伝わらなければ別な仕事と生き方を探そうと思っていたのでした。
だから出資受付終了後、支援者のお名前を見た時は感無量で。。。(イニシャルの方はすぐにわからなくて)。
80%以上が宗谷管内、近しい人々、お世話になっている方々。
鶏舎を建ててなんとか供給を安定させて必要とする方々がいつでも卵を手に取れるようにしたい。
その方々が先回りして支援してくださっていたのです。
今思いだすだけで泣けてきます(>_<)
鶏舎を建てたい、この仕事を続けていきたい。
そしてどんな場所にもすばらしい価値あるフロンティアがある、自分次第なんだと子どもたちに伝えたかった。
自分の人生や環境と向き合ったとき、立ち止まったとき、舵取りはなんとか自分でやってほしい。
そんなことを思いながら考えながら向き合ったプロジェクトでした。
もうひとつは、野遊び自主保育のっぱら。
夫が主宰するゆうち自然学校の活動PRと今後の舵取りを模索しながら開催した
2015年、2016年の『のっぱらマルシェ』。
このときの自主保育ドキュメンタリーに共感くださった方、自然のなかでのびのびと子どもを育てたいという方が集まって『野遊び自主保育のっぱら』ははじまりました。
子どもの成長、お母さんの悩みや葛藤などありつつも充実した日々を過ごすことができました。
そして私の役割も終わったかなと思っていて。
のっぱらマルシェの開催、自主保育の立ち上げ、運用とマネージメント、カヤニファームの仕事にプラスして行ってきたけれど、カヤニファームはそろそろ本格稼働させなければいけません(今更?!)。
つまり肩をつかんで揺さぶり続けてきたわけですが、もうそれも終わり(^^ゞ
きっかけづくりの仕事は終わりました。
もちろんわが家の2歳坊が過ごす空間として必要なのでまだまだ楽しむつもりです。
『のっぱら』という言葉を使い続けて3年。
やっぱり、
のっぱらは仕事の舞台であり、
暮らしであり、子育ての場なんです。
きちんと仕事と向き合い、自然と向き合い、日々の恵みに感謝し、子どもと共有する時間をつくる。
もっと丁寧に。
もっと向き合う時間をつくりたい。
2018年はそんなことを願っています。
そしてより具体的に動けるよう、なにより楽しみたい。
たくさんの方にお世話になりました。
たくさんの方に知ってもらうことが出来ました。
たくさんの方とつながることが出来ました。
2017年は感謝の年でした。
ありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。
カヤニファーム
代表 伊藤香織
(今年のしめ飾りをもう一度・・・感謝!)