ルバーブと蕗
- 2017年6月8日
こちらに移住してから9月で10年を迎えます。
まだ10年なの?!という人いれば、
もう10年か~という方もいて。
当の本人は、「10年あっという間」と、やっぱりバタバタしていて、思い出を振り返ることなく、日々を過ごしています(@_@;)
それまでの暮らしぶりから、180度変えて農的暮らしの中で日々創っていくことを楽しもう、と最初こそ、あれもこれも手作り、てまひまかけて、バタバタながらも楽しい日々。
それが今じゃ、時間に追われるばかり・・・。
取り戻したい、でも今はしょうがないかぁ、の連続(*_*;
そんな当初から大切にしている思いや気持ちを思いださせてくれる、またやろうと突き動かされるきっかけを最近与えてもらいました。
それがこちら ↓
「スロウ」通販サイト~カヤニファーム編
http://www.n-slow.com/product/product-6798
掲載のきっかけは、1月から3月まで実施していたクラウドファンディングのプロジェクト。
↓
https://readyfor.jp/projects/soyanoumi-tamago-project
ふとこのプロジェクトを知り、スロウの取組みの中で協力できるかもしれないと声をかけていただいたのでした。
5年前わたしたちの暮らしぶりを特集していただいた以来で、編集長さんは個人的には取材する人される人というより、滅多に会うことがなくてもゆるやかにつながっていける方という印象を持っていたので、とても嬉しかった。
だから通販サイトに載ったぞ!という気持ちより、ひとつひとつの営みや思いが、こうして本の中で形になって、ここから素敵なつながりができるかもしれないなぁ、とワクワクした感覚なのです。
初心にかえって、今日からまた頑張りま~す!!
これだ!と直感めいたものがてっぺんから降りてくることってありませんか?ひらめきというか、腑に落ちたというか、そうかそうだよねって、いろんな小さな考えや思いがつながった瞬間。
明日から、
野遊び自主保育「のっぱら」
が、カヤニファームを主なフィールドとしてスタートします!
思えば3年前、長男の卒園を翌年に控え、園児が少なく閉園するかもしれない、と思われていた地域の保育園。もし閉園したら施設はどうなるんだろう。地域の真ん中にある保育所から子どもの声が聞こえなくなるってどういうことなんだろう、ととても漠然とした疑問からでした。
もしなくなっても、保育所に子どもが集うことが出来、明るく賑やかな声がいつまでも響き渡ればいいだろうなと。
夫が主宰する「ゆうち自然学校」の対象は主に小学生で、でも子どもに対する思いというか考え方は乳幼児にこそ発揮されるのではないか?もっと自由に遊び、想像力や自主性を育む居場所づくりはもちろん小学生にも必要。それ以上にニーズは小さいお子さんを持つ親御さんにある。
ゆうち自然学校
→ http://yuchi-ns.at.webry.info/
大転回、今までとまるで違う企画で、その機運をつくる必要がある。
そこで始めたのが「のっぱらマルシェ&自主上映会」でした。
のっぱらマルシェ&
自主保育ドキュメンタリー「さあ のはらへいこう」自主上映会
→ https://www.facebook.com/noppara.project/
さらに数年前、自然学校の親子イベントに来てくれていたお母さんと娘さん。子育て、子どもの体験や森のようちえんなどに関心があって熱心な方でした。「さあ のはらへいこう」という映画を紹介してくれた方で、のっぱらマルシェを立ち上げる大きなきっかけとなった映画です。
子どもの人数の少ない地域で、子ども事業で自立していくのってもともと難しいのにもっと難しい。ニーズがあっても、一握りいるかいないか。
マルシェ開催から2年、のっぱらという言葉も浸透して、さらに同時期に子どもの保育にもっと積極的に関わっていきたい親御さんとの出会いもあり、
明日より、
野遊びを中心とした自主保育がはじまります(^O^)/
参加家族による運営委員会方式でのスタート。
ゆうち自然学校がサポート役です。
だから、作りながら必要なことを少しずつ加えながら進めていきます。
活動報告に乞うご期待!!
新年度、4月も中旬なんですね^^;
もしかしてあっという間にゴールデンウイーク!
でも、やっぱり年度末で相当燃え尽きてしまいました。。。
いや、やり切った、やったんだ~という達成感かな。
3月31日までの60日間、ずっとクラウドファンディング漬けといってもいいくらい(^_^)そしていまだに、きっとこれからも感謝しっぱなしだと思うのです。
稚内から!宗谷の鮭と利尻昆布を食べた鶏の卵を全国に届けたい!
https://readyfor.jp/projects/soyanoumi-tamago-project
無事目標を達成して、この春プロジェクトをスタートします。
支援募集期間中は、えっ??あの人が?この人が??ととても近しい方々から、どんどんどんどん、支援くださって。
意外、という意味ではなくて、裏表なく正面から向き合ってきた人はもれなく友達であり、仕事仲間であり。そういう方々が真っすぐにプロジェクトと向き合ってくれて本当に嬉しかったです。
パソコン前は常に涙なしでは座れない、状態が続きました^^;
一人一人との普段のやりとりや会話や懐かしい人は思い出にまで浸ったり・・・。プロジェクトを通して活動を知っていただける素晴らしい機会であると同時に、自分は自分だけで立っているのではないなぁ、というありがたみと驕るなかれ、謙虚であれ、と気づかされる本当に良い機会でした。
たくさんのあたたかい思いに支えられている安心感と今まで以上の責任も感じています。
クラウドファンディングを始めるとき、これは『約束、誓い』なのだと思いました。宗谷、稚内でこれからも鶏と暮らしていきます、という宣言ですね。
少しずつ、少しずつ、始めていきたいと思います。
改めて、本当に本当にありがとうございます!
おそらく今シーズン最後のゲレンデスキー。
市内のスキー場はクローズになりそうなほど雪が少ないので、少しでも標高??のある山へ行ってきました。
そしてそして、音威子府と言えば~のお・そ・ば(^_^)
決して遠くないのに食べたことがない!
でも、わが家の7歳坊の開校記念日を利用していった水曜日、なんと!すべてのおそば屋さんがお休み・・・orz 定休日もあれば、この日に限って都合によりの張り紙が。
道民のコンビニ、セイコーマートでお昼を済ませ、スキー場へ。
あきらめきれません・・(T_T)
最後は天塩川温泉に入ってきました。
とても利用しやすい施設で、泉質も良く、食事処も。
そう、お食事処!
「おといねっぷそば」の文字が~~~(>_<)
おいしゅうございました。
その後、たくさんの方のご支援をいただき当初の目標を達成することができました!
クラウドファンディングREADYFORスタッフさんの進めもあり、ネクストゴールに向けてさらにプロジェクトを進めています。
『稚内から!宗谷の鮭と利尻昆布を食べた鶏の卵を全国に届けたい!』
https://readyfor.jp/projects/soyanoumi-tamago-project
新着情報
https://readyfor.jp/projects/soyanoumi-tamago-project/announcements/50515
始めはインターネットを活用しているので、全国にいらっしゃるまだつながりのない方からご連絡をいただけるのだろう、と考えていました。もちろん、早速この取り組みを見つけてくださり、ご支援という形でたくさんのご縁をいただいています。
そして実はとても身近な方々からのご支援もたくさんいただきました。
プロジェクト実施前、スタッフさんにどのくらいのつながりがあるのかヒヤリングさせていただきますと連絡があり、ヒヤリングシートに例えばFacebookの友達いいね!は〇〇人とか、広報役をお願いできる方はどのくらいいるのか、など記入しました。
そうすると、私が書きだしたのはとても少ない人数。
これでやれるのか・・・、自分でも不安になりました。
そしてプロジェクト開始。
身近な方も、プロジェクトをきっかけにつながった方からもたくさんのご支援、なにより嬉しい応援メッセージをいただきました。
自分はこんな多くの方に支えられている、何もわかっていなかったな、というのが、クラウドファンディングを通して一番わかったことでした笑
きっとプロジェクト実施中は、もっと多くのことに気づかせていただくのだろうと思っています。
きっとそれはこれからも私の財産です。
本当にありがとうございます。
引き続き、ご協力よろしくお願いします!!
カヤニファーム
代表 伊藤香織
この2日ほどの降雪でまた真っ白な雪景色になりました。
それでもいつもより少なく、助かってます。
だから少し多く降ると、雪かきを面倒に思ってしまう^^;
『稚内から!宗谷の鮭と利尻昆布を食べた鶏の卵を全国に届けたい!』
と題したクラウドファンディングを始めました。
https://readyfor.jp/projects/soyanoumi-tamago-project
稚内へ移住して今年で10年目。
たまたま切りのいい数字でびっくりしてますが、そういう時期だったのでしょうか。
そして鶏を飼いはじめて9年目。
来年で10年。
この間、子どもがふたり産まれ、にぎやかになり、地元の方々とのつながりに充実した日々を送っています。
このご時世だからこそ、地域で暮らし、地域のものを活用し、地域に還元していく、というのは大切なような気がします。
そして地元の方が認めるものならば、遠く離れた方も一度は食べてみたい!と思うのではないでしょうか。実際に遠くから訪ねてくださるかたの手土産は心のこもった地元のものが多いのです。そして、どこどこのなになにさんがこういうふうにつくっているから食べてほしくて、と説明してくれる。
卵もいつかそのようになったら嬉しいなと思います。
お時間のあるときにぜひご一読ください。
10年分の思いがつまっています。