美味しい教室
- 2016年11月4日
稚内市内にある老舗スーパー相澤食料百貨店さんにて、カヤニファームのこと、卵のこと、お話する機会がありました。
お話したこと、箇条書き。
まとめる時間なく・・・m(__)m
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当ファームのこだわりは?
「ここでしかつくれない卵を生産すること」
全国にはたくさんの養鶏家、そして卵がある。
立ち上げて2年目に本当にこれで良いのか迷う(農的暮らしに必要だが)。
商売として、仕事として成り立つのか、考える。
改めてファームのたまごは、
平飼い
有精卵
道産100%飼料
無添加
薬剤フリー
なにより、
食べる方々の近くで生産していること
⇒ 一番のポテンシャル
でもこれだけか?
「ここでしかつくれない卵を生産すること」
この考えにいたるまでなぜか時間がかかった。
地域性が足りないのでは?
以下、こだわりの説明を・・・・・
自然卵・・・農家の庭先でつくられた卵
平飼いと放し飼い・・・
ファームは平飼い(1坪10羽)
高温多湿× 換気不良× 光線刺激×
水分少ない× 赤× 密飼い×
平飼いだけでストレスフリーにならない
すべては健康な鶏を育てること
有精卵と無精卵・・・
ファームは有精卵
栄養価同じ
メス100羽に対してオス5羽(有精卵)
温めると鶏になる生きた卵
鶏本来の生態を大切に 結果、有精卵になった
無添加と添加・・・
ファームは無添加
ヨードやビタミン、DHAなどの栄養強化、補助
色素を添加した鮮やかな黄身
どれも天然由来がほとんどだが、
栄養素は食材から、色素はあえて必要ないと考える
薬剤フリー・・・
抗生物質、薬剤不使用。健康な鶏に育てることが重要
食べる方々の近くで生産・・・
お互いに顔の見える関係性であること
(こだわり 飼い方 飼料 疑問・・・説明できる)
お客様と生産者どちらも安心できる
北海道産100%・・・・
近くで手に入るもので生産する
人も食べられる安全なものを利用する
地元産・宗谷らしい飼料(地域オリジナルを)
ここ3年でポテンシャル整理をし、ブランド化に取り組んだ。
飼料にしている宗谷近海の鮭、利尻昆布が卵のおいしさを支えていると再認識する。
よって、
宗谷の海の恩恵たっぷりの「宗谷のしおかぜたまご」にリニューアル。
昆布はヨード、甲状腺ホルモン生成に必要なミネラル、鮭は重要なタンパク源であり、由来して豊富なアスタキサンチンが卵に含まれる結果となった。
地元素材を飼料として、地元の味に育てること ⇒ 一番の目標
どれだけこだわっても味はやっぱり大切!
平飼い自然卵とは ⇒
昔食べた、あの味
それを再現できる唯一の生産方法
母がつくるお弁当のように、いつまでも食べ飽きない
地域オリジナルの味を表現できるもの
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そして当日は飼料のお話のために、
実際の配合比に近い『鶏弁当』なるものを持参。
わかりやすい!と好評でしたよ(*^^*)
その後も売り場にしばらく展示されておりました。
ありがとうございます。